小児歯科における「治療指針」
当院では下記の指針を大切にしています
- 自分でお口のケアをできるようにします
- よい歯並び噛み合わせを目指します
- お子さんと1対1での診察にご賛同ください
小学校卒業時点で、虫歯がなく、噛み合わせも良い状態であれば、
それ以降、歯で悩まされることはほとんどなくなることが、
世界的な統計で証明されています。
そのような適切な状態を創造することが、私たちの役割であり、やりがいです。
当院では下記の指針を大切にしています
小学校卒業時点で、虫歯がなく、噛み合わせも良い状態であれば、
それ以降、歯で悩まされることはほとんどなくなることが、
世界的な統計で証明されています。
そのような適切な状態を創造することが、私たちの役割であり、やりがいです。
あごの骨の中で永久歯が育ち、生えはじめたり、生える準備が整ってくる6歳頃にお口の中全体を撮影できるエックス線写真(パノラマレントゲン)を撮ると、将来どんな歯がどのように生えそろうか予測できます。よい歯並び咬み合わせをつくる上で早めに問題に気づくことで大人の骨格に成長するまでまだ時間もあるので、対策しやすいというメリットもあります。
また、永久歯の本数に異常がないか確認します。現代の子ども達の10人に1人の割合で永久歯が足りない「先天性欠如歯」、30人に1人の割合で永久歯の歯が多い「過剰歯」があると言われています。予め永久歯の本数に異常があるかどうかお互いに把握した上で生え変わりを見守ることが必要です。
また、8割以上自己管理できるセルフケアを目指しましょう。
生涯にわたって健康なお口を維持することは、心身の健康にもつながります。
まだ「成長段階」にあるお子さんは、成長力を上手に利用することで、大人よりも簡単に理想の歯並びを創造することができます。不正咬合のため、歯に過剰にかかる力などからお子さんの歯を守り、よい歯並び噛み合わせにすることは、お子さんにとってとてもメリットのあることであると考えます。詳細は子供の歯並び矯正をご覧ください。
また、セルフケアについてはご家族の協力が必要です。
毎日の歯磨きなどで清潔に保つことができているか、歯科衛生士が検査をし、ケア方法をお子さんに指導しますので、ご自宅でも実践できているかどうか、見守りをお願いします。
私共は、日頃から患者さんとの信頼関係を大切にしています。
それはお子さんに対しても同じです。医師や歯科衛生士と、お子さん自身が対話することで、自分の歯を大切にする気持ちを育みたいと思っております。
「診察室で、子ども1人で大丈夫かしら…」と親御さんの心配する気持ちには共感しますが、どうぞ安心して待合室でお待ちください。もちろん、保護者の方に説明が必要な時にはスタッフからお話します。質問にもお答えします。どんなことでも構いませんのでお声がけ下さい。
しっかり眠って、
健康な歯でよく噛んで食べる子は、
記憶をつかさどる海馬の働きも良く、
学習能力、運動能力も向上して、
心身共に健やかに成長します!
神川先生のプロフィールはこちら
「お子様の歯並びを良くしてあげたいけれど、
いつ・何をしてあげたらよいかわからない」という
ご意見を多く耳にします。
小児矯正を行うタイミングについて解説しております。
記事はこちら
小さい頃の怖い経験は、大人になってからもトラウマとして残ってしまいます。
歯医者での経験が、トラウマの1つになっている方も多いのではないでしょうか。
当院のお子さんに対する治療コンセプトは、
「無理をせず、徐々に慣れてもらう。そして最後には『楽しい場所』と思ってもらうこと」
です。そのために、当院が取り組んでいることをご紹介いたします。
お子さんが初めて来院される時は、緊急時以外はすぐに治療をしません。
じっくりお子さんとお話し、「診療台に座る」「器具を触ってもらう」練習から始めます。
とにかく歯医者さんの雰囲気に慣れてもらう、そして私たちと仲良くなることから始めます。
幼い頃を思い出して欲しいのですが、歯医者さんに楽しみにしていた方はほとんどいないのではないでしょうか?
会話もほとんどせず、マスクで顔を隠した大人にいきなり痛いことをされたら、どんな人でも「歯医者さん=恐いところ」というイメージが植え付けられてしまいます。ましてやお子さんは想像力が豊かなのでなおさらです。
幼い頃はご両親がいるので、しぶしぶお子さんも来院してくれますが、親御さんの手を離れてしまったら、歯科医院に行くかどうかは本人次第です。歯医者にマイナスのイメージをもったままでは、耐えられない程の痛みを伴って初めて足を運ぶようになってしまいます。それではいけません。
お子さんが歯医者嫌いになるならないは、ある意味、歯科医院の腕の見せ所とも言えます。
これまでの経験上、しっかりコミュニケーションをとり、お子さんのペースで対応することで多くのお子さんは心を開き、治療に協力してくれます。ぜひ大切なお子さんを私達にお任せください!!
その他、お子さんに慣れて頂くために、当院では次のような取り組みを行っています。
痛いのが嫌なのは大人も子供も同じですよね。
特にお子さんの場合、この「痛み」が歯医者嫌いになる主な原因となりますので、当院では次のステップを踏んで、可能な限りの無痛治療を実施しています。
事前に、注射する部分に麻酔液を塗ります。
これにより注射時の痛みを抑えます。
蚊に刺されても痛くないように、針が小さければ小さいほど痛みは抑えられます。
当院では現在発売されている中でも極細の針を使い、ソフトに注射することで痛みを抑えます。
針のない麻酔です。小児の場合、乳歯の抜歯程度なら、これだけで処置が可能です。
子供の歯から大人の歯に生え替わるとき、ささいなボタンのかけ違いで歯並びが悪くなってしまうことがあります。その兆候を早めに見つけることで、簡単・短期間・少額で歯並びを整えることが可能となります。
これを「咬合誘導」と言います。
咬合誘導は大人の歯がすべて生えてからの矯正とは違い、抜歯したり、歯を動かしたりといったものではありません。早い時期に適切な咬合誘導を行うことで、歯並びが安定して後戻りしにくくなり、場合によっては大人の歯の矯正治療が必要なくなることもあります。
当院ではこの咬合誘導を「プレオルソ」というマウスピース型の装置で行います。
「日中1時間」と「就寝時」のみの
装着で歯並びを整えます。
取り外し型ですので、
「違和感」も最小限に抑えられます。
「プレオルソ」とは、マウスピース型矯正装置で、子供の歯並びを改善する装置です。
この装置の特徴は「歯を直接動かす」のではなく、歯並びを悪くしている原因(口の周りの筋肉)を改善することで「間接的に歯並びを改善」していくことです。
歯は適当に生え並んでいくのではなく、「舌・頬・唇の筋肉」のバランスに合わせて並んでいきます。
つまり、この口周りの筋肉のバランスが悪ければ歯並びは悪くなり、バランスが良ければ理想の位置に自然と並んでいくのです。
プレオルソは、お口に入れることで自然と口周りの筋肉を訓練しバランスを調整してくれますので、結果、歯が正しい位置に並んでいくことになります。
小児矯正に関してもっと詳しくお知りになりたい方は子どもの歯並び改善をご参照ください。
中央歯科では、未就学児をお持ちのママのための情報発信サイトを運営されている「ママスキー」さんと連携し、当院にて「子供の健全な発育」を促すための歯の相談会を開催しています。今回、ママスキーの代表に話を伺ってきました。
そもそも、「子連れでいけるお店の情報」に関して友達から相談を受けていたのですが、その数がかなり多くなりましたので、それであれば情報発信サイトを作ろうということからママスキーは始まりました。今では、美容院や服屋さん、そして医療関係等、幅広い情報を掲載しています。
なかでも、読者から医療関係の情報をもっと掲載してほしいと依頼がありましたので、色々と調べていたところ中央歯科さんにたどり着きました。
中央歯科さんは、子供の治療や虫歯予防だけでなく、親御さんへの適切な情報提供をしっかり行っておりましたので、一緒に何かできたらいいよねということで、子供の健やかな成長を求めているママを集めて「歯の相談会」を開催することになりました。
歯の相談会では育児の仕方や、お口の健康の守り方等、実際に練習しながらママに学んで頂いています。その他、育児の悩み等もお聞きし、どのようにすればよいかのご提案もしています。
歯医者さんの中には、小児歯科に特化した医院さんや、遊園地のようなキッズルームのある医院さんがあります。これは親御さんやお子さんに楽しく安心して来院してもらうためには非常によい取り組みだと思います。
その中でも中央歯科さんは、ある種、独特です。
多くの歯医者さんは当然「患者さん目線」で様々な取り組みを行っていますが、中央歯科さんは「患者さん目線」でありつつも、同時に「働くスタッフ目線」でもあるからです。
院長先生の方針には、「一緒に働いてくれるメンバーが安心して働ける職場でなければならない」というものがあります。この考えに基づき、保育士が在籍する大きいキッズルームを設置したと聞きました。働くメンバーの子供を預かり、お母さんが安心して働ける職場ですね。今では、患者さんのお子さんも預かっています。
この方針は、働くメンバーが安心してイキイキ働けることで、患者さんへの対応も向上し、巡り巡って、働くメンバーのお子さんにもプラスの関わりができるという考え方です。
とても素晴らしいと感じました。
また、中央歯科さんで働くスタッフさんは「こうしなきゃダメです……ではなく、完璧ではなくてもいいんだよ」というスタイルで寄り添ってくれます。
子供を出産したお母さんは、大切な子供を健やかに育てたいと思い、「完璧なお母さん」を目指しがちですが、人は完璧ではありませんので、日々の生活に疲れてしまう方が多くいます。
その時に、そのような言葉をかけられた患者さんはとても安心し、満足して帰られています。お口の健康もそうですが、ママの「心の健康」までも達成させていることに、素晴らしさを感じます。
お子さんの変化に一番に気付き、
歯並びを正してあげることができるのは、親だけです。
そこで、今回は「小児歯科矯正」について、近年の歯科業界の考え方や、小児歯科矯正のメリット・デメリットをご紹介していきます。
記事はこちら
当院では、患者さんが抱えているお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。 ご興味がある方は下記からお問い合わせください。
当院で治療した症例は治療症例集をご参照ください。