022メタルフリー治療|白い詰め物・白い被せ物|富山市 中央歯科医院
2021年03月3日
42才、女性です。左下の虫歯が主訴です。
数か月前から左下の穴があいている部分に物が詰まるようになり、他院にて治療を行いました。詰め物をした後も痛みや悪臭が気になり何度も受診しましたが改善しないため、当院へ相談にお越しになりました。
左下に虫歯があるのは明らかで、その奥には親知らずが横たわっています。親知らずがある状態で治療を続けても上手くいかないことを説明し、まずは親知らずの抜歯と手前の歯の虫歯の治療を行いました。
主訴の治療が一段落した上で今後の治療方針を決めます。
「費用がかかってもいいから長持ちするものを選びたい」「状態の悪い右下の奥から2番目の歯は特に良いものを入れたい」等、予算も含めてどのような材料にするか話し合いを重ねていきました。ご自身でもかなり勉強されたようで、来院時やLINE等で熱心に質問がありました。
元々金属やプラスチック、アマルガムの詰め物がたくさん入っていました。そのほとんどが他院で20年前に行った矯正治療より前に治療したものだそうです。どれも虫歯は中等度以上で、予定外の部位に虫歯が見つかることもありました。
矯正治療を行うことで歯並び咬み合わせが大きく変化します。矯正治療を行った場合、変化した状態に合わせて全体の咬み合わせを整える必要があります。咬合の不調和が虫歯進行の加速や凍みる症状、詰め物や被せ物の破損や脱離の原因となることがあります。
矯正治療は審美性だけでなく機能性の回復ができてこそ「健康的な美しさ」が獲得できると考えます。
治療期間 1ヶ月・治療総額 940,000円(税別)