014治療後の経年変化を改善|プレオルソ・白い詰め物の治療|朝日町 中央歯科医院
2020年03月13日
51才、女性、朝日町在住の患者さんです。
7年前、当院にてインプラント・矯正を含む全額補綴治療を行いました。年に1度の定期検診の際、前歯が出てきたような気がして心配との相談があり、咬合診断を行いました。
経年的に歯が擦り減ることは誰にでも起こることではありますが、この方の場合、ご自身でも自覚がある程の食いしばりやかみしめの悪習癖が擦り減りを加速させています。奥歯が擦り減ると咬み合わせの高さが低くなり、前歯の当たりが強くなる為、上の前歯が外に飛び出てきます。
習癖改善の為、プレオルソを用いた矯正治療をしながらかみしめによる偏った筋肉の使い方を和らげるためのボツリヌス菌製剤の投与(咬筋・オトガイ筋)を行いました。
歯科治療は行うこと以上にその後、良好な状態を維持することの方が重要だと考えます。治療から10年経過する現在も、3ヶ月に一度のクリーニングと年に1度の検診を欠かさず実施しておられます。
治療期間 1年(プレオルソ)
治療総額 580,000円(税別)