013ボロボロの歯の治療 | インプラント・歯科恐怖症・静脈内鎮静法 | 富山市 中央歯科医院
2020年03月13日
53才、男性。歯科恐怖症の為、長年歯科医院に行っておらず口の中はボロボロに…治療を想像するだけで気分が悪くなり、歯科治療に向き合うことが出来ません。静脈内鎮静法を行えば克服出来るのでは…と、まずは治療方法について話し合いました。
心的負担が少ない治療から行い、歯科治療に慣れるよう様子を伺い、患者さんと我々との歩幅を合わせながら慎重に治療を開始しました。
全体の治療費用の圧縮と治療後のリスクを考え、上は8本、下は6本のインプラントで上下28本の補綴を行いました。インプラント手術の際には不安感や恐怖心を和らげる目的で麻酔科医の立会いの下、静脈内鎮静法を行いました。
初めの1ヵ月は初期治療と治療カウンセリングを行い、治療開始から7ヵ月で仮歯が入り、日常の生活を不便なく過ごせるレベルまで回復しました。その後、9カ月間歯肉と咬合状態の経過観察をし、最終補綴を行いました。
歯科治療を行うことで審美性と機能回復したことは言うまでもありません。今では院長と歯のことや呼吸について談笑しながらクリーニングに通う様子は恐怖心と不安で押しつぶされそうな初診時とはまるで別人です。
【治療期間】 1年7カ月(うち経過観察期間9カ月)
【治療総額】 13,060,000円(税別)