治療症例集|中央歯科医院|富山市、黒部市、魚津市、滑川市の歯医者|口コミ・評判多数

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012重度の歯周病|入れ歯の治療|魚津市 中央歯科医院

2018年06月20日

67才、男性、魚津市在住の患者さんです。
歯が自然に抜け落ち、5年前に作った部分入れ歯が使えなくなり食事が出来ないと困っている様子でした。
院長ブログ「元気なうちに歯の治療を」2016年8月17日更新 をご覧になり、自分もそろそろ総入れ歯の時期かもしれないと考えての来院です。
残存歯全てが重度の歯周病で歯のグラつきも酷く、自覚は十分出来るまで病気は進行しているとはいえ、18本全ての歯を抜いて総入れ歯にすることを自ら覚悟するとは…なかなか出来ないことです。

安定した入れ歯を作る為に、重要な「骨」をより多く残す為には「骨」を失う原因である歯周病と決別する必要があります。ここまで歯周病が進行すると、歯がある限り病気との決別は難しく、「抜歯」が必要であること伝えしました。「抜歯」について十分理解した上、5回に分けて18本、全ての歯を抜歯しました。
抜歯した歯を確認すると歯根の先の方まで歯石がびっしり…特に驚いたはつい2~3年前に被せ物をした歯でさえそのような状況であったことに本人もかなり驚いている様子でした。歯をなるべく抜かずに残す治療をしてきたものの、結果、重度の歯周病で骨が失われ、その後の治療に影響するような状態では本当にその選択が良かったのか…疑問が残ります。

抜歯から3週経ち、傷口が落ち着いた状態で総入れ歯の作製をスタートしました。
治療中大変なこともありましたし、初めての入れ歯に戸惑いもあったようですが、本人の希望通り、元気なうちに歯の治療が出来たことと、歯について不安を抱えたまま余生を過ごさずに済んだことに安心されたようです。

治療期間 3ヶ月・全て保険診療

 

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011過蓋咬合の治療 |小児矯正|朝日町 中央歯科医院

2018年06月1日

朝日町在住、8才の男の子です。

「過蓋咬合」咬むと下の歯が上の歯に覆われ見えないくらい深い咬み合わせです。これは歯だけの問題ではなく、下顎が後ろ側へ押しやれている為、健康被害も心配です。気道が狭くなり、呼吸が浅い為、一般的な歯科治療も彼にとっては必死の様子です。

親として、子ども自身が持っている最大限の成長を促し見守りたいと願う方は多いはず…「過蓋咬合」という異常はその成長を妨げる医療者としてはまず救ってあげたい大きな問題です。

苦しみながら歯科治療を受ける息子の姿に後押しされ矯正治療を決断。6ヶ月で深い咬み合わせがほぼ改善しました。他にまだ改善すべき課題は多くありますが、一先ず解決すべき「最悪の事態」は脱したと考えております。

治療開始より6ヶ月後の経過(プレオルソ・3Dリンガルアーチ)

治療総額 450,000円(今後予定している治療も含めた費用)

 

 

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010方向性の転換|インプラント・入れ歯治療|魚津市 中央歯科医院

2018年06月1日

73才、男性、魚津市在住の患者さんです。

既に10年以上のお付き合いの中で奥歯を中心に数本インプラント治療を選択してこられました。最初に入れたインプラントが11年目を迎えた検診の際、これまでの治療を共に振り返りました。

 

これまで、元々の咬み合わせの問題に対処することなく欠損部にのみ治療を繰り返してきました。都度行ってきた局所的な治療と経年的な奥歯の擦り減りによる前歯のフレアアウト(上の前歯が口の外側に放り出されること)が起こり、結果的には元々の咬み合わせの問題が更に深刻なものとなり、その咬み合わせの問題から歯を支える骨が一部極度に喪失していることも確認出来ます。このまま放置をすると上下の歯において互いの力関係で弱い方の歯が早くに脱落し、最終的に10本前後の歯は残るものの、上下で咬み合うところはないという最悪の状況になると説明しました。

 

この患者さんに必要なのは「咬合再建」です。

 

インプラントか入れ歯の治療でお口全体の咬み合わせを整える必要があります。相談の上、インプラントは追加せず、上だけ総入れ歯に移行することになりました。これまでの治療の結果と本人の早い決断が功を奏し、入れ歯とはいえ普段の食事には支障のない想像以上の出来に仕上がりました。「煎餅などの硬いものでも何でも咬めて不思議なくらい…」と大満足の様子です。

 

【治療期間】 3週間   全て保険診療

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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009部分入れ歯の限界|インプラント・白い被せ物・審美歯科治療|滑川市 中央歯科医院

2018年06月1日

46才、女性、滑川市在住の患者さんです。

 

長年、奥歯が2本分の部分入れ歯を装着していたそうですが、昨年その手前の歯を抜くことになり、今度は3本分の部分入れ歯を作製。今後もこうして1本ずつ抜歯をし、部分入れ歯を作り直していくことを不安に思い、インプラント治療を考えるようになったそう。ただ、インプラント治療を受けるにあたり不安や恐怖心もあり十分な説明を望んでいらっしゃいました。

 

「咬合支持数」と言って咬む力を支える歯は上下14本ずつありますが、抜歯をすることにより「咬合支持数」が減少すると残る歯に更なる負担がかかり、この患者さんが不安と感じる事態は1本以上歯を抜いた経験のある方には誰しも起こりうることです。「咬合支持数」の回復、今後起こりうる「咬合崩壊」を免れる為、インプラント治療は有効な方法と言えます。ただし、その場合、インプラントと共存させようとするご自身の歯も最低10年以上見通しが立つものとし、厳しく審査する必要があることを伝えました。審査の結果、上下左右の奥歯に9本のインプラントが必要であるとの判断に至りまし。治療期間短縮の為には全てを同時進行で進めていくことも考えましたが、インプラント手術に対する不安もあるとのことでしたので、まずは比較的患者さんへの負担が少ない部分から進めていきました。

 

患者さんとの話し合いの中で治療の進め方を検討し、安心して治療のゴールまで辿り着くことが出来ました。治療本数が多かったり、多岐に渡れば渡るほど、患者さんの治療への理解と協力が必要不可欠になります。繰り返しの説明や治療方法の検討にあたり、毎回真剣に耳を傾けて下さった患者さんに感謝です。

 

治療期間 1年3ヶ月・治療総額 5,034,000円

 

 

 

 

 

 

 

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