インプラント選びは「メーカー」選び
2023年10月13日
「インプラント」と一口に言ってもどの歯科医院で行っても同じ結果が得られるわけではないことをご存知ですか?
単刀直入に言います。
インプラント成功率の違いは「インプラントメーカー」の違いです。
当院では開業時よりスイスの「ストローマン社」のインプラントのみを使用しております。
「ストローマン社」一筋です。
「ストローマン社」のインプラントの研究・開発には50年以上の歴史があり、今や世界70カ国以上で使用され、100以上あるインプラントメーカーの世界トップシェアとなりました。
ストローマンインプラントは10年後の生存率は95%以上、20年後の生存率は90%以上との臨床研究結果があり、長期的な安定性が証明されたメーカーです。長期予後つまり「長持ちするインプラント」を選択するなら「ストローマン社」製を選ぶべきです。
当院では15~20年経過し、咬耗したり劣化した補綴物(被せ物)を取り替える治療を日常的に行っていますが、実はこのような治療が出来るのも高品質であるストローマンインプラントだからこそと言えるでしょう。
治療を成功に導くのはドクター一人の力だけではありません。
治療機器や材料の選択は確かな治療を行う上で「基礎」となる部分です。私はストローマンインプラントを選択してよかったと心から思います。
15年以上の長期症例においては、ストローマンインプラントが2ピース(2つのパーツで構成)であることに救われます。
人工の歯根と被せ物を入れる為の土台が一体(1ピース)の場合とは違い、人工の歯根から土台を取り外すことの出来る(2ピース)場合、口腔内の変化に伴いインプラントの使い方を変化させることが出来ます。
残りの人生、インプラントも自分の歯も全て維持し続けることはそう容易いことではありません。
失った歯を再度インプラントで補った場合の設計変更や、義歯へと方針を変更した場合の対応も2ピースだからこそ外科処置を伴わず速やかに行うことが出来ます。
また、「ストローマン社」の長い歴史が支える確かな製品と技術が途切れることなく安定供給されることで、長期症例においても対応が可能です。
安価な模倣品のようなインプラントではメーカーが廃業し、パーツが供給されなくなってしまった…という事も少なくないそうです。
「インプラントは抜ける」「インプラントは長持ちしない」「インプラントはやめた方がいい」などネガティブな意見を耳にした時はぜひどのメーカーのインプラントであるか、確認してみましょう。
「ストローマン社」製のインプラントではないはず…「インプラント選びはメーカー選び」です。