書き込み
2019年03月1日
昨今、現代人はネットの“書き込み”でもろもろの物や事柄の良し悪しを判断します。
食べ物、衣類、音楽CDなど、さまざまな個々の反応を元に品定めをして購入しているようです。
歯科医院もまた“書き込み”の対象です。
専門家として歯科医院への書き込みの内容を確認すると、概ね2種類の書き込みで判断されているようです。
①良い=すぐ対応、すぐ治った、低額
②悪い=すぐ対応しない、すぐ治らない、高額
「良い・悪い」の判断基準は人それぞれです。様々な評価があって当然です。
ただ、ショッピングと違いやり直しが出来ない医療において書き込みはどこまで参考にすべきなのでしょうか。歯科治療はその症状や状況、解決する為の治療方法は皆同じではありません。
匿名の責任のない意見によって読み手の重要な判断を見誤るようなことがあってはいけないと私は考えます。また、読み手の見定める力が問われるとも言えるでしょう。
書き込む方は自身の発言に責任を持ち、常識的な言葉遣い、表現を心掛け発言すべきですし、読み手はあらゆる意見、判断があって然るべきと一線を置いて冷静に判断する必要があるでしょう。
院長 島田 実