睡眠時無呼吸症候群・いびき・噛み合わせ等の問題を診断します。
2018年08月30日
このたび、新しいレントゲンを導入しました。
ドイツ・シロナ社製、X線で気道の容積を計測するシステム「SICAT AIR」です。気道解析するための世界初の3Dソリューションでさまざまな健康被害の原因となる気道狭窄程度の判定や歯科治療による気道変化や評価の為に有効的とされています。断面図で気道の状況が確認できる優れものです。
導入理由は、「歯科治療と気道の関係」を調べ、治療前後での変化を評価し、治療意義を深く理解し効果を実感し、患者さんに治療意義を深く理解した上で納得してほしいということです。
口内を見ると、呼吸の状態が予想でき、健康状態が分かります。
気道は狭く、息苦しい状態になっていると、多くの場合、睡眠時無呼吸症候群やいびき、噛み合わせ等の問題を抱えていることが殆どです。
当院では、気道や呼吸を配慮した咬合再建治療を行う為、治療によって呼吸が改善し、気道の通りが良くなることが、心身の健康へ大きな影響を与えることを日々の治療を通して実感しています。
口腔内が改善し、呼吸が整うにつれ、重く腫れぼったいまぶたが軽くなり、声や表情が次第に明るくなり、体調不良から思うように社会に出ることが出来なかったという生活が変わったと嬉しそうに話しをされる方が多くいらっしゃいます。そんな変化を目の当たりにするものの、これまで変化の理由を成果として立証することが出来ませんでした。このレントゲンの登場により、画像という確かなデータで、患者さんに伝えることが出来ること、私自身、大変喜びを感じています。
歯が悪いこと、噛み合わせが悪いことが、呼吸に問題をきたし、生きていく上での「リスク」になります。
お口の中の異常や不都合、今後起こりうる問題を過小評価していませんか?
歯科治療の“質”は、あなたの呼吸の“質”を左右します。
院長 島田 実