「晴れの日」の前にすべきこと
2018年03月10日
日本で「晴れの日」は、特別な日、めでたい日と言われています。
女性にとって、最初の「晴れの日」といえば、「成人式」ではないでしょうか。
晴れ着姿で、式に出席して、懐かしい同級生と久しぶりに再会という、20歳のメインイベント。
この時に、きれいでいたいというのは、誰もが望むこと。
当院に4歳の頃から通っていた患者さんもそう願う一人です。
「来年の成人式の前に親不知を抜きたい」という希望で、数年ぶりに来院しました。
来年に備えて早めに抜歯すれば、成人式の頃には小顔になっているだろう…と期待しているようです。
髪型やネイルなどで着飾る仲間が多いだろうに、骨格から整えようとは19歳ながら計画性の高さと歯科医としては鋭い一手に驚きと喜びを感じます。親不知はいかなる状況でもプラスにはならないトラブルの元凶とも言える存在です。当院では16歳を目安に抜歯を勧めますが、それ以降でもなるべく1歳でも若いうちに、そして出来れば19歳の彼女のように前向きな気持ちで抜歯に臨む方が多くなることを願います。
院長 島田 実