見えないものを見て治療する時代へ
2017年06月5日
5月の中旬より手術用顕微鏡を用いた診療を導入しております。
当院が導入したのは、カールツァイスメディテック社「歯科手術用マイクロスコープ」です。
導入するにあたり、ドイツの本社、カールツァイス社が認める世界トップクラスの医師である山梨県の秋山歯科医院:秋山勝彦先生の研修に参加しました。
秋山先生は、ある日突然、病院の入口に「普通の歯医者を辞めました」と張り紙をされ、保険診療を一切辞めたそうです。本当にすべき治療を追求した結果の決断です。
当初は、患者数が激減し、色々と大変だったようですが、現在は歯科界で知らない人はいない程の名医として知られています。秋山先生が行う「マイクロスコープ(顕微鏡)」治療技術は肉眼では見えない病巣を取り除き、完治に向かわせることが出来ます。
当院ではまだ導入して日が浅いので、使いこなしていると自慢出来る状況には至りませんが、顕微鏡を覗いて映し出される世界は驚きの連続です。これまで気づかなかった多くのことを指摘し、教えてくれているようで、これまで以上に1本1本の歯を丁寧に治療しなければと身が引き締まる思いです。
院長 島田 実