奨学金を貸してもらえない!?
2017年02月13日
昨今、諸事情により奨学金の返納が滞るケースが増えています。
常識的には奨学金制度には就職して返納する義務があります。
ではなぜ? そのようなことに?
学費の高騰や雇用の悪化、奨学金の自己破産などがあげられるようです。
就職面では、ミスマッチによる離職、希望難による無職など、就職できない状況が増加傾向にあるようです。就職希望者と企業側との能力や価値観の相違によるものでしょう。また、就職、働くことへの意欲の低下なども考えられるようです。
であれば、“奨学金を貸すのも親切、貸さないのも親切”となるのでは。
この事は何も奨学金だけの話ではないと私は考えます。
歯科治療も同じです。
長期的に考え不適切な目先の治療、やらなくていい治療をすることは、歯科医師としてある意味不親切であり、迷惑なことと言えます。
仮に長期的には不本意な治療が必要になった場合は敢えて最小限にとどめるようにして、次のステップや将来の対応に配慮した上で治療を検討すべきであると考えます。
歯科治療するも親切、しないのも親切。
院長 島田 実