Vol.9:細菌交換会!?
2016年04月18日
むし歯先進国では、食後に「キシリトールのタブレットを舐める」、そして「フッ素」が良い。
私もそれがベストプラクティスであると考えています。
お子さんの口内には、もともと、むし歯菌、歯周病菌などの『菌』は存在していません。
さて、どこからでしょうか?
外部から。そう、「他人」からです。
では、どのタイミングでしょうか?
「親の使ったお箸やスプーンを使った」、正解です。
昨今、このようなことは周知の事実ですので、そのようなことはされないでしょう。
他にもあります。
あまり知られていないのかも知れませんが、とても厄介なことです。
それは、「歯を磨いているとき」です。磨きながら、知らず知らずに「細菌をばらまいている」のです。
同じ場所で、数名が歯磨きをしたら、まさに『細菌交換会』になってしまうのです。
人前での歯磨きは原則NGです。
人生に大きく関わることがこの『歯』なのです。
口内衛生の管理は、お子さんには親がしかっり対応する必要があります。
問題が起きないためにも歯ブラシは『清潔』に保ちましょう。
院長 島田 実