Vol.3:歯科技工士とともに学び、美しい歯を目指す
2016年04月12日
治療の現場に居合わせる医師と歯科衛生士が同じことを学ぶことは一般的なことですが、私共の医院では「歯科技工士」も一緒に勉強会に出席するようにしています。最終的な完成品(渾身の歯)…、美しい直線や曲線を精巧な技術で作り上げるのは医師ではなく「歯科技工士」です。互いのコンセンサスが得られないと、良い咬み合わせ、美しい歯にはできないのです。
それぞれの持ち場は違いますが、互いの情報共有によってスタッフの動きが活性化され、より良い結果に結びつきます。
近年、玉石混交であることが原因のインプラントのトラブルは無くなりつつあり、治療自体が成熟してきました。
私共の医院では、開業当初より現在、インプラント界シェアトップのStraumann(ストローマン)社のストローマンインプラントのみを使用しております。そして、すべてのケースにおいて、より安全で正確な手術の為「CADCAMコンピューター支援手術」を行っております。
更に今後、現在インプラントの材質である純チタンから「チタン」と人工関節で使用されている「酸化ジルコニウム」との合金が材料として採用される日が近いよう。強度と骨との結合度が増すことは間違いないでしょう。
ストローマン社製のストローマンインプラントはまた更なる進化が期待されます。
今後も歯科技工士と共に患者さんがより満足して頂ける補綴(ほてつ)治療を目指し、今年も1年切磋琢磨することをお約束します。
院長 島田 実