Vol.2:一人歩きするインプラント
2016年04月11日
近年、歯科治療において「インプラント」治療だけが一人歩きしているように思います。
インプラント治療はあくまで「咬めるようになりたい」とか「美しくなりたい」といった治療によって得られる最終目標に向かうための一手段に過ぎません。
そう歯科治療における枝葉に過ぎないのです。
私共の医院ではインプラントを勧める場合もあれば、お勧めしないことも、場合によってはお断りすることもあります。
それはただ歯が抜けたところにインプラントをすることだけで済む問題でないことが多々ある為です。時にインプラントを入れたことにより目指す最終目標から掛け離れてしまうこともあります。
インプラントを入れることがゴールではありませんし、咬めるようになることがゴールでもありません。むしろ咬めるようになってから初めて私達と患者さんとのお付き合いが始まると考えています。
歯科治療は患者さんの理解と協力があって初めて成立するものです。
信頼出来ることはもちろん、あなたが本当に理解出来る治療をすることをお勧めします。
歯医者選びは一生に関わることです。
私共の医院ではより患者さんの理解を深め安心して治療を受けて頂けるよう、専任のコーディネーターがカウンセリングを行っております。
是非、治療のお悩みなどご相談下さい。
院長 島田 実